3日目。



この日も早起きして港へ。本日はなんと、じゃーん!犬島に渡るのです。そして犬島アートプロジェクトを見るのです!直島からは専用船で45分くらいで着きます。小さな船なのにびゅんびゅん飛ばす船でした(でも波がないのであまりゆれない)。


犬島アートプロジェクト
http://www.inujima-ap.jp/
(あっ、なんかサイトが新しくなってる)


銅の精錬所の跡地(平たく言うと、廃墟)に現代建築とか現代アートをくっつけて、廃墟の方も公開しているという素敵プロジェクトです。犬島は現在お年寄りが50人前後暮らす小さな島です。1時間もあれば歩いて1周できるんじゃないのかな…?狭い島でした。


(何度も編集してたら、いただいたコメントを消してしまいました。ごめんなさい…!わーん!)




犬島アートプロジェクトのチケットセンター。高まる期待。


そしてツアーに出発です。


1グループ10人くらいでガイドのひとが付くツアーになります。60分歩きっぱなし。写真撮影禁止と言われていたのですが、なんと精錬所の跡地の方は撮影可でした。がーん。興奮してシャッターを押し捲るわたし。鼻息荒い。落ち着きない。だって萌えなんです。こんな施設の中を歩けるのです。





(また水平がとれてない…)(あとでなおします)


精錬所については、100年くらい前に稼動し、銅の大暴落のあおりをうけて10年ほどで閉鎖したそうです。なので、あまり資料が残っておらず「ここは明らかに火力発電所」「ここは…倉庫?」みたいな調査推測で裏付ける説明しかないのでした。おもしろい。


アート作品のほうは…なんか…みしま…ゆきお…みたいな感じで…。あの怨念めいた感じもやっぱり見に行かないと伝わらないとおもいます…。圧倒されてしまった…。



そんでアートプロジェクトのところのカフェでお茶をしていたら、カフェのおばちゃんに「今日は島にひとつだけある神社で1年に一度のお祭りなのよ」と教えられる。なんだとーそれは見に行かねば!と、船の時間まで1時間あったので島内を散歩する。
そしたらこの島の中も廃屋がたくさん…。そして生い茂る植物と蜘蛛、ぶんぶん飛び回るアシナガバチは元気なのですが、あまり人とすれ違わない。歩いているのは多分同じツアーで来たひとたちばかり。とても静かな島でした。








おまつりはちょうど宮司さんたちのお昼ご飯に当たってしまったらしく、みんな社の中でお昼食べてました。お邪魔してすみません…。高台の八幡さまでした。ざんねんな気持ちもありつつ、とりあえず目的は果たして港に戻る。海もキラキラでした。



そんな感じで犬島も堪能し、また船で直島に戻るのでした。そして今度はベネッセハウスにチェックインです。


後編に続く。