地震から1ヶ月がたちました。あの日から、地震のことについて、日々のことについてどう語ったら良いのか全然わからないままです。
わたしは東北で生まれ育ったので、友人知人同級生や同僚、かつて知り合った沢山の人があの土地に暮らしております。どうか1日でも早くあの土地に日常が戻ってくることを願っております。


わたしはなにができるのかな。
地震以来世界が恐ろしくてしょうがなかったです。小さな子供を抱えて、赤子の未来を想うと申し訳なくて泣けてくるのです。子供がいなかったら、もう少し楽観的になれただろうかとも考えたのだけれど、わたしのまわりには大切な友人たちの子供がたくさん居るので、この恐怖心は自分に子供がいるからとか、それだけでも無いのだろうなと思う。
それでも色々考えて、せめて子供にはこれからも、わたしとだんなさんが楽しく暮らしている世界を見せてあげなければと思っています。
不安も焦りもあるけれど、小さなことを大切にして、そして何かできることを見つけたら躊躇わずに手を伸ばせる、そんな風に用意していきたい。
地震の日、渋谷にいて赤子連れで帰宅難民になってしまい、それでも色々なひとの親切で助け出してもらったこととか、そうゆうこともちゃんと忘れずにいたいです。



あの日から、頭の中に靄がかかったようにぼんやりしていたら季節は春になってしまった。桜が咲き始め、うちの赤子はほいくえんに通い始めました。
わたしも来週から仕事に復帰です。昨年の3月から産休育休に入り、長い夏休み気分だったけどもうそれもおしまいですよ。
赤子がすっかり大きくなって、毎日色々なことに全力でぶつかってます。成長著しくてキラキラしてまぶしいくらい。
24時間一緒にいられなくなるのは寂しいけど、新しい生活を頑張らねば。わたしだけ立ち止まってもいられない。



正座をしている足がかわいい。