横浜トリエンナーレ


26日に、横浜トリエンナーレに行ってきました。
この日は、夜からの「オフビート談話室 Vol.3」:いしいしんじ(作家)&戌井昭人鉄割アルバトロスケット主宰、作家)が目当てだったのですが、とりあえず、昼間にはそこらへんをてくてく歩いて見学。


日本郵船海岸通倉庫 (BankART Studio NYK)に、勅使川原三郎 + 佐東利穂子 《時間の破片 - Fragments of Time》を見に行く。この日は佐東利穂子さんが踊っておりました。じーと見てると、何がなにやらわからなくなる。自分を見失ってぼんやりしてたら、結構な時間そこにいました。びっくりだー。土日に横トリに行かれる方は、これは絶対見た方がいいとおもう…。


あとは倉庫内をぐるぐる回ったのですが、全体的に…解りにくかった…です…。「???」となって終わり!ごめん!そんでグロテスクな映像作品もいくつかあり、うーん…これは見る人を選ぶなあ…とゆう気持ちになりました。


「オフビート談話室 Vol.3」:いしいしんじ(作家)&戌井昭人鉄割アルバトロスケット主宰、作家)は良かった!
アートライターの住吉智恵さんを挟んで「野ざらし徹子の部屋」という感じのトークショー(と、おっしゃっとていた)。
お三方がいかに大竹伸朗氏が好きかとかそんな話をしつつ、戌井さんの弾き語りポエトリーリーディング(戌井さんはとても格好いいひとなんだけど、声も素敵だった!)と、いしいさんの即興小説。即興小説、初めて見たけど凄かった。ほんとに小説を書きながら、それを読み上げてゆくのだけれど、いつの間にかいしいさんの世界に引き込まれて、その内容に笑ったり驚いたりする感じが新鮮でした。住吉さんが横浜の街のジオラマを叩き潰すくだりで、なんだか世界がひしゃげてしまうような感覚に襲われる。そんな空間を(野ざらしだけど)知らないひとたちと共有するのっておもしろいな。



あと、横浜トリエンナーレ非公式リヤカーがあり、いしいさんがそこに30字ほどの小説を書きましたとゆっていたので見に行った。いしいしんじ最新作です。素敵。


そんなトリエンナーレ。しかし夜に海辺の公園に2時間近く立っていたら見事に風邪ひきました!みなさん防寒はしっかりとー!