つづき。
結局庭の木は全部切り倒されてしまいました。あまりにそばで見ているから痛々しかったのかな。
嵐の日曜日とかに、大きな木が風に揺れてわんわんと動いている様を見るのが好きだったのにな。これからは雨の音も変わるんだろうな。
でも結局は、人間は慣れの生き物だから、切られた木があった風景のこともゆるゆると忘れてゆくのでしょう。そして新しい建物が建つと、その風景に馴染んでしまうのでしょう。悲しいなー。
切り倒された木に住んでいたらしき鳩が、朝からずっと同じ場所に留まって動きません。一番呆然としているのはきっと彼(彼女)なのではないか。早く新しい家が見つかるといいねと悲しい気持ちを共有したつもりになる。
せめて、お隣さんが幸せな事情で庭に工事の手を入れたのならいいなぁなどと、詮無いことも考えるよ。


これから気晴らしにだんなさんのライブに行ってくるよ。今日は阿佐ヶ谷です。