サはサイエンスのサ/鹿野司

サはサイエンスのサ

サはサイエンスのサ

こどものもうそうblogで紹介されていた本。おもしろかった!!
解りやすい切り口で科学について書いている本。クローン、ips細胞、インフルエンザ、科学と宗教について、人間の脳、文明超生態論、宇宙、スペースシャトル、経済から集積回路、そして地球温暖化などなど。どこかで聞いたり1度は思いを巡らせたことのある色々の詳細を解りやすい導入で引き込んでいくのでとても読みやすい。ぼんやり読んでいると話題がディープになりすぎて引き離されることもしばしばあるのだけど、そこは文章で緩急をつけて一度つかんだ心は離さないのでありました。
情報化社会とはいうものの、日々その情報をいかに素通りさせているのか気づかされる本でした。こんなことではいかんなーと反省…。