お友達のおうちにお邪魔する。赤子!産まれてまだ2週間しかたってない赤子と初対面!!お友達の妊娠期間、一度も会っていなかったので、お前はいったいどこからきたのー?と不思議な気持ちになる生き物でした。お友達の腹はぺたんこだった。
高校時代からとても長い時間一緒に居て、色んな意味で苦楽を共にした友人が生んだ赤子というのは本当に感慨深い。ふよふよと泣き声をあげる赤子を見ていると、なんかもうそれだけで幸せで切ない気持になるよ…!!わたしたちはずいぶんと遠くにきてしまったのだねえ…。でも遠くにきたさきに、こんな生き物が登場するのなら、悪くない人生なのだろうなあ。
お友達はすっかり母の顔になっていて、だんなさんも以前よりずっと柔らかくて優しい雰囲気になっていて、ああ良かったなーて安心する。
しかし、もぞもぞと動く赤子を眺めていると、わたしの腹のなかにもこんなのが…と、なんか落ち着かない気持ちになる。うーんうーん…。出すのか…。これを…。お友達の出産話を聞くと、産気づいたらもう戻れない、止まらない列車に乗るようなもんだな…と思いました…。どきどきする…。


わたしの体調の関係で、ほんのちょっとしかお邪魔できなかったんだけど(すぐ疲れて動けなくなる…)、会いにいって良かったな。これで心おきなく出産できるってもんです。
帰りの新幹線の中でも、わたしの中の人は肋骨をぎゅうぎゅうと圧迫しておりましたが、こんな感覚もあと少しなのだな。痛いけど感慨深い。しかし東京に戻り家につくと疲労困憊で動けなくなった。妊婦生活最後の遠出でございました。だんなさんもおつかれさまでした!