サマーウォーズ


お…面白かった…!!!!
ぼくらのウォーゲーム」の焼き直しにしか見えないのですが、2000年に発表されたあの話が、2009年の今になって更に身近なインターネットのパニック映画になったのがすごいなーと思いました。
細田監督の演出が冴え渡っており、あの気持ちよさは一体何なのだろうと思う。伏線の張り方も回収もリズム良くテンポ良く、絶望の中に見える一筋の光も、ここぞというタイミングで行われるのです。すごい!ほんとにすごいよなー!


死んでいくひとがいて、産まれる命があって、女のひとは現実的で、男の人たちは生きていく力がある。繰り返される毎日や家族というコミュニティもそう悪いものではないよと思える映画なのも良かった。


今年の夏休み映画はエヴァといいサマーウォーズといい当たり年ですね。
あっでも帰りに後ろを歩いていたカップルの男の子が「ねー、アバターって何?俺イマイチわかんないんだけど…」と言っていたのに驚く。そ、そうか…!まだまだ本当に生活に浸透したネタとかではないのですね。アバターが解らないととっつきにくいですなこのアニメ…。