先日の、ハナレグミ原田郁子おおはた雄一のライブのアンコールで、郁子ちゃんとおおはたくんが昔影響を受けたアーティストの曲のカバーをしていたのですが、おおはたくんが歌ったのはジュンスカイウォーカーズの「歩いて行こう」。

わたしは80年代終わりのバンドブームにはまったく縁がなかった地方在住のおたくな小学生だったのですが、この曲は知っている。何故ならサイバーフォーミュラとゆうアニメで主人公が歌っていたからね。91年から放映されたサイバーフォーミュラというアニメは近未来モーターレースアニメで、わたしはそのアニメが大好きだった。だから劇中歌として使用された「歩いて行こう」も好きだった。アニメソングぽくないのも良かったんだとおもう。

しかしそのアニメ、舞台は近未来ということで2015年。2015年に15歳前後の主人公がジュンスカの歌をうたう!ってなんだか無理がある設定だなー。短絡的だなーと大人になってこの歌が当時「爆発的に」流行っていたバンドの歌だという事実を知ってからはそう思っていました。

が、2007年になって、ジュンスカが再結成し、JUNTAはまた高らかにこの歌をうたう。そして2009年はおおはたくんが、若い子がたくさんいるライブでまた「歩いて行こう」とうたう(キーが苦しそうなのがむしろきゅんときた)。

あーなんだか2015年になっても、この歌は誰かがうたい続けるんじゃないかと思いました。サンライズさんがやったことは、あながち嘘ではなく、だんだんと古臭くなりながらも、2015年あたりに15歳くらいのこどもが歌ったりもしたらいいんじゃないかなー。あと6年くらい、がんばって欲しいと思います。

ちなみに郁子ちゃんが歌ったのはBO GUMBOSの魚ごっこ。知らない歌でした。わたしはほんとに当時の歌を知らない…。