書物の私生児/演劇実験室 万有引力


11/22 15:00〜
新宿シアターブリッツ
作 寺山修司 演出・音楽 J.A.シィザー
超久しぶりに万有引力のお芝居を観てきました!
幻想音楽叙事詩劇とゆーことで、全篇に渡りJ.A..シィザー(いつから「シィザー」に…??)の呪術的音楽が鳴り響く…!
細かく暗転しながら話は進むのですが、そのたびに、この小さな劇場内には、もうわたし独りきりなのではないだろうか、ライトはもう点かないのではないかという猛烈な孤独感の襲われる。それか、次の瞬間には誰も彼もが床に倒れていてもおかしくないような、ほんとに呪術的な舞台でした。
結局わけもわからず、どこか遠い場所に連れて行かれたまま舞台は終わり、わたしは悪夢と現実の区別がなくなったまま夜の新宿に放り出されるのであった。酷く消耗しにいったとしか思えない(同行のミヤちゃん曰く、それが楽しいのよと…)(まあそうなんですが)。しかし胎教とゆうものがあるならば、これほど胎教に悪いことはあるまいよ(ほんとにね…)。