みずうみ/いしいしんじ

みずうみ

みずうみ

なんとなく時期を逸してずっと手をつけないままだったのですが、今度はなんとなく「いまだ!」とおもって読みました。
しみしみと染み入るものがたり。からだじゅうが青い水をたたえたような心持ちになる話でした。1章はとても物語という感じだけど、2、3章とどんどんよく解らない領域に踏み込んでいってすごいな。目がまわる。