ともだちから、年下の女の子の恋愛模様の話を聞く。
若くてかわいくて自分のことが大好きなとししたのおんなのこ!自分の可能性を疑うことなく、肥大した自意識もすべて抱え込み、迷ってばかりで傷ついてばかりのとししたのおんなのこ!


すごいなぁすごいねぇと言いながらも、心の端っこがちりちりとしてしまうのは、わたしもそういう「とししたのおんなのこ」気質が何処かに残っているからか。こまったものだ。
泣いたり喚いたり、コンプレックスに苛まれたり、強い感情に押しつぶされそうになったり、そんな日々はだいぶ遠いものとなったけど、わたしの中にいる「とししたのおんなのこ」はいつ消えてなくなるんだろうか。それとも、彼女はわたしの血となり肉となってしまったのだろうか。脱いだつもりでどこかにひっかかっている青春スーツの切れ端よ。


(だいたいこんなふうに日々を綴っていること自体、そういう気質の現れなんですが)


でも19歳くらいとか戻りたくないよなー。しんどくて。そんなわたしももうすぐ29歳です。わーい。